本屋象の旅

お知らせ

柿内正午×夏目大「本を読む、はたらく、人にはなす 会社員と翻訳家の本の話」 開催のご案内
2023.06.22

※お申し込みが定員に達しましたので、受け付けを終了させていただきます。

 

『プルーストを読む生活』などの著者・柿内正午さんが自主制作した『会社員の哲学 増補版』および翻訳家の夏目大さんの最新の訳書『南極のアデリーペンギン』(ジョージ・マレー・レビック著、青土社)の刊行を記念して、トークイベントを開催いたします。

 

おたがいの読書遍歴、読書術、本屋愛、仕事観などをお話ししながら、だれかになにかを紹介することについて、考えを深めていく機会になればと思います。

 

毎日の日記をインターネットに放流し、日々の読んでいる姿を見せる柿内さん。YouTube やブログ、そしてなにより翻訳を通じて本を紹介する夏目さん。それぞれの方法で本を読む楽しさを発信するお二方が、横浜・阪東橋の「本屋象の旅」で、店主の加茂も交えながら、人に本を伝えていく面白さについてあれこれとお話しいたします。

 

また、大手メーカーにSEとしてお勤めされていたところから翻訳家へと転身された夏目さんと、いまだ会社員として賃労働に従事するかたわら文筆もされる柿内さんが、「はたらくこと」そのものをテーマにお話もしていただきたいと思います。

 

本屋に行くのは最高に楽しいが、会社に行くのはすごく億劫。

 

楽しいか楽しくないかという大きな違いはありますが、本を読むことも、はたらくことも、「誰かになにかを伝達すること」にまつわる営為です。

 

読書とはたらくことを通じて、人と関わるってどういうことなんだっけ?みたいなところまでたどりつけたら面白いですね。

 

 

下記のお申し込み方法をお読みのうえ、お申込みくださいますようお願いいたします。

 

〇開催日 2023年7月29日(土)

 

〇時間  17時から18時30分(予定)
※イベント当日、お店の営業時間は16時までとなります。

 

〇会場 「本屋象の旅」
〒232-0024 横浜市南区浦舟町1-1-39
TEL 045-315-7006

 

〇募集人数 15名

 

〇参加費  1,500円(税込)

 

〇お申込み方法 「本屋象の旅」ウェブサイトのお問合せページから「イベント参加希望」の旨、送信ください。お申し込みが募集人数に達ししだい、受け付けを終了いたします。

 

〇当日のお願い事項
・当日は、16時40分から開場・受け付けいたします。
・参加費は、当日、受け付けの際にお支払いください。

・店内ではマスクの着用をお願いいたします。
・恐れ入りますが当日体調に不安がある場合は、お店にご連絡のうえ、キャンセルをお願いできればと思います。

 

【プロフィール】
夏目大
翻訳家。『6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、『タコの心身問題 頭足類から考える意識の起源』(みすず書房)、『因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか』『会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか』(文藝春秋)、『南極探検とペンギン 忘れられた英雄とペンギンたちの知られざる生態』(青土社)、『Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』(東洋経済新報社)など訳書多数。
最新訳書の『南極のアデリーペンギン』は約100年前に書かれた世界最初のペンギン本です。南極点到達に挑んだスコットの探検隊に参加したジョージ・マレー・レビックという人がアデリーペンギンを観察し、それを記録したノートを元に、帰国後、執筆しました。ただ、レビックは、自分の観察したことのすべてを本書に記したわけではありませんでした。当時のイギリスの道徳から見て許容しがたい性的なことがらをあえて省いたのです。今回の訳書では、そのあたりのことや、レビックの人物像、アデリーペンギンの生態などについて、ペンギン博士、上田一生先生が解説しています。

 

柿内正午
会社員。「町でいちばんの素人」を自称し、ZINE の制作など文筆を中心に活動。ポッドキャスト「ポイエティークRADIO」毎週月曜配信中。著書に『プルーストを読む生活』(H.A.B)。『文學界』などに寄稿少数。 最新作は「会社員」というありふれているようでどうにも特異な立場から、現代社会を描き直す哲学風エッセイ『会社員の哲学』(自主制作)。
ホームページ: http://akamimi.shop  各種SNS: @kakisiesta  メール:akamimi.house@gmail.com
※ラジオ出演、書評やエッセイの寄稿、連載や出版のご依頼など、どんどこお待ちしております!